あなたもきっとハマるはず!サスペンスの傑作!
海外ドラマ『THE KILLING/キリング 26日間』はもう観ましたか?
サスペンスが好きな方なら絶対にハマる傑作だと思います。
先の読めない展開とよく練られた脚本で、観る者を魅了してくれます。
まだ、観ていない方は是非、この機会にご覧下さい!
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『THE KILLING/キリング 26日間』とは
『THE KILLING/キリング』はデンマーク発のドラマとなります。
デンマークのドラマ史上、最高視聴率を獲得して話題となり、アメリカ版としてリメイクされたものです。
リメイクとはいっても、全く同じではなく登場人物の名前も後半の展開も異なりますので混乱しないように…。
舞台はアメリカのシアトル。失踪した17歳の美少女の死体が見つかったことから物語は始まる。捜査にあたるのは退任間近の女性警察官。その捜査を1話1日で描くサスペンスドラマです。
アメリカでは、シーズン1、シーズン2とまたがって放送されました。
合わせて全26話の構成となります。
この記事で紹介するのはシーズン2の第10~13話(最終話)。
当然ながら、シーズン1を観ていないと全く話が分かりません!
作品概要
『THE KILLING / キリング 26日間』season 1 & 2 |
|
制作国 |
アメリカ(2011,2012年) |
原作・原題 |
「THE KILLING」(デンマーク) |
脚本 |
ヴィーナ・サド 他 |
監督 |
パティ・ジェンキンス |
出演 |
ミレイユ・イーノス |
あらすじ
このドラマのあらすじになります。
雨の多いシアトル。失踪した17歳の少女、ロージー・ラーセンが遺体で発見される。一見ありふれた殺人事件のように思われたが、捜査が進むに連れ、政治家や警察関係者、被害者遺族、友人らを巻き込んだ複雑な人間模様が浮かび上がっていく。
引用:U-NEXT公式サイトより
予告編の動画
主要人物/キャストの紹介
サラ・リンデン / ミレイユ・イーノス
シアトル警察の女性刑事。恋人との結婚を機に退官間近だった。その最終勤務日に事件は起こる。後任の刑事とともに血だらけのセーターの持ち主を探すうちに、湖から女子高生の死体を発見する。事件はここから始まる…。
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演じているのは、ミレイユ・イーノス。
『Sex & The City』や『CSI:マイアミ』などに出演。やはり代表作はプラッド・ピットと共演した『ワールド・ウォー Z』だろう。
ちなみに本作で、エミー賞やゴールデングラブ賞にノミネートされました。
スティーブン・ホールダー / ジョエル・キナマン
リンデンの後任となる予定の刑事。
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演じているのは、ジョエル・キナマン。スウェーデン出身の俳優。
代表作には『ロボコップ』(2014年のリメイク版)、『ハウス・オブ・カード』(2016年)などがあります。Amazonプライムビデオのオリジナルドラマ『ハンナ』にも出演していますね。
ロージー・ラーセン / ケイティ・フィンドレイ
無残にも殺害され、湖に沈んだ車のトランクから発見された女子高生。
家族に対して秘密もない、ごく普通の少女。だが、所持品には高級ブランドもあったりして、謎も多い。
彼女を殺害したのは誰なのか!?事件の真相とは?
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演じているのは、ケイティ・フィンドレイ。カナダの女優さんです。
かわいい!素敵な女優さんですね。
スタン・ラーセン / ブレント・セクストン
被害者・ロージーの父親。運送会社を経営している。
娘の死に苦しみながらも独自で犯人探しを試みるが…
ミッチ・ラーセン / ミシェル・フォーブス
ロージーの母親。
愛する娘の死に苦しむ。
ダレン・リッチモンド / ビリー・キャンベル
あらすじ(ネタバレ)と感想
以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい!
DAY 23 72時間 -72 Hours-
第10話のあらすじ【完全ネタバレ】
カジノへの潜入捜査を行っていたリンデンは、10階の部屋でロージーの事件当夜の足取りを確信し、市役所のカードキーを見つけた。それを取ろうとしていた矢先、何者かに襲われ、意識を失った。目が覚めるとそこは、精神科の隔離病棟だった。
ラーセン家ではスタンがテリーに暴言を吐いたことを謝り、今までのことを反省していた。「自分を許して、少しずつ修復するべき」と言われて、ベネットに謝罪しに行ったが、許してもらえず門前払いを喰らった。
ホールダーはレジーに頼み、精神科から退院させようとするが、断られてしまった。過去の事件の時も同じように、リンデンは仕事以外手に付かなくなってしまうのだということだった。ホールダーは臨界再開発の看板にCDF(マイケル・エイムズの関連企業)の名前を見つけた。レイに頼んで調べてみると、10月5日にこの会社の関係者が敷地侵入罪で逮捕されていたことが分かった。その男を逮捕した警官に話をきくと、逮捕後責任者から「部下だからすぐに釈放しろ」と言われたが、そのノバックという男はエイムズの従業員ではなく、ヤネクの手下だったことが分かった。
リンデンはカウンセリングを受けていて過去の事件の事も聞かれた。リンデンがずっと持っている絵(木が並んでいる絵)について聞かれる。その絵は以前に入院していたときの事件の際に殺害された売春婦の息子エイドリアンが一週間もの間、母親の遺体と過ごしている中で、書き続けた絵だった。カウンセリングは続き、「離すべき事を話したら帰らせる」と言われていたが、その約束を破られたリンデンは暴れ出すが、取り押さえられてしまった。
リッチモンド陣営では、ジェイミーがオフィスの中にアダムズのカフスが落ちているのを見つけた。昨晩、最期にオフィスを閉めたのはグウェンであることを突き止め、リッチモンドとジェイミーは彼女に疑念を抱く。グウェンに疑いをかけたリッチモンドは彼女に話を訊いた。14歳の時、むりやりファーストキスを奪われたということだった。これをネタにアダムズと話をしたことを告白した。
ホールダーがリンデンに面会に来て、臨海地区に男が侵入して逮捕されたこと、その男がヤネクの手下であったことを報告した。ところがマイケルは起訴を取り下げ予定をを変更してジャクソンに会うためにカジノへと向かった。そこにはカードキーの持ち主もいただろう。この男の侵入によって計画に問題が生じたためだと話し合った。
ホールダーはノバックに会いに言った。ノバックは逃げるが白状した。「先住民の骨を埋めるように指示された」ということだった。カールソンに報告し、リンデンを精神科からだして捜査をすべきだと協力を仰ぐ。「あなたは連中に利用されている」とも。リンデンの担当精神科医ならば出せるはずだから手配してくれと頼んだ。
カウンセリング中のリンデンは、過去の事件について誤認逮捕であったことを確信し、真犯人はまだいると話した。そして、自身の幼少期のことも語られた。母親に捨てられ、暗闇の中一人で過ごしたこと…。被害者と自分とを重ね合わせているのでは?このことが深層心理にあるのでは?という問いかけに言葉をつぐむ…。
そこへ、退院の許可が出たと係員がやってきた。退院の許可を出したのは元婚約者のリックだった。リックはリンデンの担当精神科医だったんです。
ジャクソンは、証拠隠滅のためかカジノの10階の清掃、片付けをさせていましたが例のカードキーは奥に挟まったままだった。
第10話のまとめと感想
■ 精神科のカウンセリングでリンデンは何を思う?
自殺を図る恐れがあるとして精神科医の監視下に置かれてしまったリンデン。彼女は過去の事件でもこの精神科にお世話になっていた過去がありました。リンデンがずっと持っているあの木の絵の謎も今回語られましたね。その時の事件はとても凄惨なもので、その真犯人はいまだに捕まっていないと確信してました。この真犯人、今回の事件には無関係なのかな??
そして、リンデン自身の幼少期の事にも触れられていましたね。母親から捨てられ、養子に出された過酷な幼少期の話です。被害者を自分と重ねているのではとのカウンセラーの言葉には口をつぐんでいましたが、本当のところどうなんでしょうかね?
■ 事件当日、臨海地区に侵入者あり!?
再開発を進める臨海地区にはヤネクの手下が侵入。先住民の骨を埋めるように指示されたとのことだった。シーズン1の12話の冒頭で出てきた白骨遺体はこれだったんですかね。
マイケルは告訴しなかったが、予定をキャンセルしてジャクソンと密会しにカジノへ戻っていました。そこに市役所のカードキーが落ちていたということは、市役所のオフィスに出入りできる誰かだということだ。誰なんでしょうか?アダムズな理由がない気がしてきましたね。再開発はアダムズ陣営にとっての生命線ですから、邪魔になるような事をするはずがないですものね。だとすれば、リッチモンド陣営の誰かということになりますね。
・その密会では何が語られたのか?
・彼らが画策していた計画とは何なのか?
■ リンデンの担当精神科医は元婚約者のリックだった!?
リンデンは担当の精神科医の許しを得て、退院できたわけですが、その担当の精神科医が元婚約者のリックだったのはすこし驚きでした。
退院時、リックを見かけて微笑むリンデンに対し、挨拶もせず去って行くリック。そのあとのリンデンの寂しげな表情が印象的です。さらに、新しく信頼できる相手ホールダーに見せる笑顔と、やっぱり演技うまいですよね…。
それにしても、ホールダーは徐々に信頼できる本当の相棒になってきていて頼れる存在になってきましたね。二人の相性もイイみたいだし…。
■ 次回はどうなる?
さあ、捜査再開だ!
・カードキーの持ち主は誰なのか?
次回も楽しみです!
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DAY 24 告白 -Bulldog-
第11話のあらすじ【完全ネタバレ】
精神科病棟から退院し、再び捜査に戻ったリンデンとホールダー。捜査は核心に近づきつつあるのだろうが、リンデンはなぜアダムズ本人が臨界地区開発の邪魔をするような動きをするのか腑に落ちず、カードキーを回収しようとする。潜入捜査がバレた今、捜査令状をどうやってとったらいいのか。リンデンには考えがあるようだった。
リッチモンド陣営では車椅子でバスケをしている映像が動画サイトで評判となったおかげか、かなりの追い上げを見せて選挙戦にも光明が見えてきた。そんな中で、リンデンはリッチモンド陣営を訪れ、グウェンの父親の力を借りようとしたのだった。グウェンは父にカジノの捜査令状をとれるよう手配して欲しいと頼むが、断られる。するとグウェンは、自分がアダムスにされたことを知りながらも黙っていたことをメディアにバラすと父親を脅した。
リッチモンドのオフィスにはアダムズが訪れていて、事件当夜のリッチモンドの行動の真相(自殺未遂の件ね)を突き止めたと話す。リッチモンドも監視カメラの偽造写真の事を突きつけるが、「今日中に出馬を取り下げろ」と脅されてしまった。
スタンもまた、窮地に陥っていた。家の売買契約書にサインしようとしていた時、ヤネクが現われた。ヤネクは仕事を頼んできた。警察に逮捕されてしまい情報を漏らしてしまったノバックを始末して欲しいという仕事だった。マフィアを抜けるときにピョートルを殺したのが最後という約束だったと断るが、息子たちの身の危険を感じ、渋々従わざるを得ない状況になってしまった。そこにはアレクシーも同席していて話を聞いていた。
窮地に陥ったのはリッチモンドも同じだ。彼は出馬を取り下げると言い出したが、ジェイミーは強く反対する。彼はあの夜の自殺未遂の件を二人に告白した。どうにもならないと判断したジェイミーは渋々、出馬辞退を認めた形となった。
グウェンの父の力を借り、カジノの捜査令状を手に入れたリンデンたちはFBIを引き連れて、捜索を始めた。問題の10階の部屋でカードキーを探すが、10階はジャクソンが清掃作業を行ったため、難航。「捜し物は見つかった?」とジャクソンに急かされたリンデンは何も出なかったとカジノを出るが、実はカードキーを隠し持っていたのだった。署に持ち帰ってもまた隠蔽されてしまう恐れがあると感じたからだった。
カジノではエレベータの監視カメラにリンデンがカードキーを持ち去った映像が残されていて、それを知ったジャクソンは部下をひどく叱責し、カードキーの持ち主に電話をかけた。
カールソンはアダムズに呼ばれ、リンデンを停職命令違反で逮捕しろと言われた。副署長の椅子を約束すると買収されたのだった。ちなみに精神科医の監視下に入れたのも彼だったようだ。カールソンはリンデンたちを追跡するよう手配していたが、それに気づいたリンデンは追っ手の覆面パトカーをまいた。だが、携帯の位置情報からタワーにいることが分かってしまい、カールソンはそこへ向かった。
スタンはヤネクの依頼(脅し)に従い、ノバックを始末しに向かった。ノバックに銃口を突きつけるが、後部座席に赤ん坊がいることを知って、躊躇した。そして、「逃げろ!二度とシアトルに戻るな!」と彼を逃がした。殺せなかったんだ。
ヤネクが車に戻ってくると、後部座席から後頭部に銃口を突きつけられた。「俺が間違ってた。誤解してたよスタン。」と命乞いするヤネク。だが、銃を突きつけていたのはスタンではなく、アレクシーだった。「父を殺された恨みだ!」と言い放ち、引き金を引いた。
リッチモンドは投票日を前日に控え、最後の演説を行った。そこで語られたのは、投票のお願いと事件当夜のアリバイについての話だった。彼は、市民に向けて全てを知ってもらうのがフェアだと自殺未遂したことを告白した。そして、あらためて選挙戦を戦い抜くことを強く宣言したのだった。
リンデンとホールダーは市役所の前でカールソンにカードキーを見せつけ、中に入ろうとするが止められる。もしリッチモンドが勝てば、内部のダークな部分は全て暴かれ、あなたも弾かれるだろうと脅した。そして「捜査の邪魔はしないで」と釘を刺し、強行突破した。
カードキーを持って、扉を開こうとするがアダムズ市長のオフィスは開かない。カードキーで開いた部屋はなんと、リッチモンドのオフィスだった!?
そして、いつのまにかラーセン家にはミッチが帰ってきていた。
第11話のまとめと感想
■ グウェンの策士っぷりがスゴい!
リッチモンドが車椅子でバスケをして復活をアピールしている映像が動画サイトで高評価を得て、選挙戦にも好影響を与えましたね。これを取らせていたのは実はグウェンだったし、策士って感じがしますね。
自分の父親にも脅しをかけるなど、本当に強い女性だなぁと思いますよね。
■ スタンはやっぱりいい人だった!?
ヤネクに脅され、また手を染めてしまうのかと思われたスタンでしたが、すんでの所で思いとどまりました。よかったですね。本当にいい人なんだなと思います。
そして、ヤネクはアレクシーによって殺害されましたね。
彼にとってヤネクはやはり父の仇。チャンスを狙っていたんですかね?
ロージーの墓前でスタンと話してから情が動いたとか…。
それににても、ヤネクはアレクシーの素性知らなかったんでしたっけ?
側に置いておくにはこれ以上ない程、危険な存在だと思うんですが…
■ リッチモンドは自殺未遂を告白!選挙戦への影響は!?
リッチモンドは事件当夜のアリバイを隠しておくのはフェアじゃないとして、自殺未遂の件を告白しました。これが吉と出るのか凶と出るのか?
個人的には、こういう弱い部分があると言うことで逆に好感が持てましたけどね。受け取る人によるのかもしれませんね…。けれど、誠実な印象は受けますよね。
これに対し、カールソンに副署長の椅子を用意するからリンデンを逮捕しろなど、権力をかざすアダムズ。自分の目的のためなら何でもするといったよくいるタイプの政治家、対照的ですよね。
■ カードキーが開いたのはリッチモンドのオフィス!?
そして、カジノの10階に残されていた”市役所のカードキー”はアダムズのオフィスのものではなく、リッチモンドのオフィスのものだった。
…ということは、ジェイミーかグウェンか?
けれど、ロージーを殺す動機は何だ?密会を見られてしまったからか?
■ 気になる次回はどうなる?
さあ、残すところあと2話!
・カードキーの持ち主は誰なのか?
・選挙戦の行方はどうなる?
・ロージー殺害の真犯人は誰なのか?
もう目が離せない!次回も楽しみだ!
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DAY 25 2人の容疑者 -Donnie or Marie-
第12話のあらすじ【完全ネタバレ】
カジノの10階から手に入れたカードキーはリッチモンドのオフィスのものだった。リッチモンド陣営の何者かが、ヤネクの手下を使いアダムズが推進する臨海地区再開発事業の妨害工作をするために先住民の骨を埋めさせたことが分かりました。だとしたら、ジェイミーかグウェンかどちらかが真犯人だと考えたリンデンたちは、市役所へのへの侵入がバレて警備員に追われるが、アダムズと取引してこのピンチを脱する。
家に戻ったミッチは息子たちと感動の再会を果たす。弟のデニーは母親の帰宅に喜ぶが、トミーは複雑な感情なのか、部屋に入っていってしまいました。
ジェイミーとグウェンのアリバイを探りはじめた二人は、ジェイミーが午前4時半頃市役所のジムに来たが、カードキーがなく警備員が入れたという情報に注目した。祖父にアリバイを訊くと、一晩中家にいたというが本当だろうか?
リンデンは、カードキーの責任者に話を訊く。カードを見せて紹介を頼むが、事件直尾にリストデータが消去されていて分からなかった。だが、新しくカードキーを申請した人物が分かった。グウェンだった。
二人は監視カメラの映像を受け取りにカジノを訪れた。令状の効果は高く、ジャクソンは素直に応じた。通路にあった飾られていた”ワピ・イーグル・カジノ”開園記念写真にはグウェンと彼女の父親が映っていた。ずいぶん古くからつながりがあるようだ。
グウェンのアリバイを探りにイテネス議員に話を訊くが、会食中止はグウェンからの申し出だったと分かった。さらに、CDF(マイケルの関連企業)はアダムズの主要支援企業であり、エイムズ家の主はマイケルではなく妻のサリーだということも分かった。
ラーセン家ではミッチとテリーが言い争いを始めた。そこでテリーはスタンが用意している新しい家の話をしてしまった。スタンはこの新しい家のことを隠していたため、ミッチは驚いた。テリーに悪気はなかったが、「自分が責められている」と感じてしまったミッチは、自分がいない間に家族を支えてくれていたテリーに対して、ひどいことを言ってしまい、テリーを怒らせてしまった。
ジャクソンは午前1時20分にカジノのフロアにいて、マイケルはフェリーに乗っていたことが分かった。さらに捜査を進めているリンデンたちは都市計画部への聞き込みからある事実を突き止めた。エイムズの関連会社で唯一、妻のサリーが役員になっていない会社が1か月前に設立されていて、さらに臨海地区再開発事業に入札が許可されていた。
マイケルはアダムズを裏切り、さらには妻を出し抜き、愛人のテリーのために妻と別れる計画を立てていたんだと推理した。
設立1ヵ月という会社が異例の早さで入札許可が下りたのはリッチモンド陣営からのメールがあったからだという。その差出人はジェイミーだった。
ジェイミーにこのことをぶつけるも、うまいことはぐらかされてしまった。「カードキーを持っているか?」と確かめてみるが、しっかりと持っていた。二人はジェイミーとグウェンの共犯説も視野に捜査を続ける。
スタンはラジオでヤネクが射殺された事を知った。ミッチに新しい家のことを訊かれ、驚かせたかったと語る。新しい家で、家族全員でやり直そうと提案するスタンに対し、ミッチは反対する。ロージーを置いていけないというミッチに「お前が出て行った後、どれだけ大変だったか。息子たちを放っておいて出て行ったのはお前だ!」とスタンはミッチに怒りをぶちまける。
リンデンたちはヨットクラブを訪れた。聞き込みを行うと10月5日の午後8時37分グウェンが車を預けていたことが分かった。その車のナンバーはあの選挙カーのものだった。グウェンを訪ね、アリバイを再確認した。彼女はヨットクラブまでは選挙カーで行き、その後タコマまで自分の車で行ったと供述した。疑われていることを不快に思っのか彼女は早々とその場を立ち去った。
一方、選挙戦では衝撃的な告白をしたリッチモンドだったが、思いの外善戦していた。差は2ポイント以下。まだまだ勝算はあると沸き立っていた。そんな彼に一本の電話が入った。「何が目的だ?」彼は電話口で話していた。
リンデンたちはカジノで撮った写真に違和感を覚えた。その当時の写真でジャクソンの隣に立つ女性の右腕が骨折していることに気づいた。現在の右腕的存在のボビーと同じように…だ。そこで、ボビーに話を訊きに行くことにした。前任者の彼女・キャリーは無実の罪をきせられて刑務所送りになっており、ジャクソンはきっとあなたにも同じような目に遭わせると脅し、ボビーが隠していた監視カメラの映像を入手することに成功した。
それは午前0時58分ロージーが発見された選挙カーがカジノに入ってきたときの映像と10階に向かうエレベータの監視カメラの映像だった。
まずは、午前1時02分ロージーが映った。さらに午前1時04分ジャクソン、続いて1時5分マイケル・エイムズが乗ってきた。
さらに1時07分、最後にエレベータに乗ったのはジェイミー・ライト!!
そして電話で呼び出されたリッチモンドが向かった先は、ジェイミーの祖父の家だった。そこへ、ジェイミーも帰宅した。
第12話のまとめと感想です。
■ カードキーの持ち主はジェイミーかグウェン?
カードキーの持ち主はジェイミーかグウェンだと推理し、リンデンたちは二人のアリバイをあらためて探ることにした。だが、それぞれにアリバイがあり捜査は難航した。
うーん、もはやこの二人のどっちかしか考えられませんね。
■ マイケル・エイムズの計画とは?
エイムズ家では妻のサリーが主導権を握っていると知ったことで、捜査の糸口がつかめましたね。マイケルはアダムズを裏切り、さらには妻を出し抜き、愛人のテリーのために妻と別れる計画を立てていたようです。
利権のために動く男マイケル。というか彼をそこまで動かすテリーという女、恐ろしいですね…。
■ ミッチの帰宅はやっぱり波紋を呼んだ!?
ミッチの突然の帰宅はやっぱり波紋を呼んでしまいましたね。愛娘を失って悲しかったのはものすごく分かる。分かるけど、それでもまだ息子たちがいたわけだし、自分探しの旅なんていってたけど、現実逃避しただけだよね。
残されたスタンや息子たち、そしてテリーがどんな思いでいたのかと考えるとやっぱりあの発言はないですよね。「私はあなたとは違う。母親なの…。」
スタンが怒るのも、テリーが怒るのも無理はないです。
どうしてこんなにも自分本位の考え方しかできないんだろうか?
■ カジノの10階に向かったのはジェイミー!?
カジノのボス・ジャクソンが渡した映像ファイルはやはり穴がありましたね。
右腕的存在のボビーを責めることで、隠してあった映像ファイルを入手できました。このあたりの手腕がすばらしいですよね。
そしてついに、事件当夜、カジノの10階に向かった人物たちが明らかになりました。ロージー、ジャクソン、マイケル、そしてジェイミー!
カジノの三者密談ノメンバーは分かりましたが、ロージーを殺害したのが誰なのかはまだ分かりませんね。次の最終話で全てが明らかになると思いますが、予想ができません(笑)やっぱり、その密談を目撃されてしまった事が動機なのかな?口封じのためにね。だとしたら、カードキーの持ち主であるジェイミーだと思いますが…。さらなるどんでん返しがあるのか??
■ 気になる次回(最終話)はどうなる?
いよいよ、次が最終話となります。
・ロージーを殺したのは誰なのか?その動機は?
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DAY 26 私が知っていること -What I Know-
第13話のあらすじ【完全ネタバレ】
冒頭のシーンでは回想シーンが流れた。ロージーと弟たちが無邪気に遊んでいるシーンだった。そこでは楽しそうな普通の少女・ロージーの姿があった。けれど、母を見やった表情、電話中のスタンを見てから家を出て行ったときの表情がなんとも悲しげでもありました。(スタンが前に話していた通りですね)
カジノの10階へと向かうエレベータの監視カメラの映像を入手し、そこにジェイミーが映っているのを確認したリンデンたちは、彼を探してリッチモンド陣営の集会場へと急いだ。しかし、そこにはジェイミーの姿はなく、リッチモンドも行方が分からないという。リンデンたちはグウェンの協力も得て、二人を必死に探す。
その頃、ジェイミーはリッチモンドを連れてオフィスへとやってきた。ジェイミーのアリバイは祖父が偽証したものであったことも分かった。ジェイミーはそこで全てを語り始めた。ジャクソンとマイケルとの密談を終えたジェイミーだったが、変える途中で携帯の着信をを聞き、部屋に戻るとロージーを発見。動揺したロージーはリュックを落としてしまい、その拍子に8㎜カメラが落ちた。話を訊かれたと思った彼はロージーを襲ったのだった。この時点では彼女はまだ死んでおらず、運ばれている車から降りて森の中へと逃げ込んだが、ジェイミーに捕まりさらに殴られた。全てはあなたを選挙に勝たせるためだったというジェイミー。警察に通報する棟リッチモンドに対し、銃を向ける。
そこへ、リンデンたちが到着した。説得を試みるが、ジェイミーはリンデンたちに銃口を向ける。次の瞬間銃声が鳴り響き、ジェイミーは倒れた。
ラーセン家ではミッチが決断し、家族で新居に引越して新しい生活を始める準備をしています。息子たちは喜び、テリーも手伝いに来てくれています。
事件はジェイミーの死で解決したかのように見えたが、リンデンはまだ何か引っかかっているようだった。未明にジェイミーがマイケルに電話していたことが分かり、殺人の手助けをしたのではと疑った。前にジャスパーが話していた、尾灯の壊れたタクシーの事を思い出し、あらためて捜索しようとするも、またもカールソンから止められてしまった。
ジェイミー死んでしまったことで、真相は分からずじまい。仕方なく、遺族へ報告に向かったリンデンたちだが、スタントミッチは不在。ラーセン家の車庫にはテリーがいた。リンデンは、テリーの車の尾灯が壊れているのを発見した。
テリーに話を訊くと、全てを観念したかのように、事件当夜、湖で起こったことを告白した。カジノでの密談を終えたマイケルを拾って、二人でL.A.に飛ぶ予定だったところ、ジェイミーから電話が入り、湖に向かったのでした。二人がロージーの処理をどうしたらいいか言い争いをしている中、テリーは何を思ったのか、ロージーがトランクに入れられたままの車のギアをドライブに入れ、湖へと落としてしまったのだった。テリーは中の少女がロージーだとは知らなかった…。
そこね、スタンとミッチが帰ってきて、部屋に入ってきた。真実を知ったスタンは烈火の如く怒りテリーに襲いかかろうとするが、ホールダーが取り押さえなだめる。
選挙戦は、リッチモンドの勝利に終わった。新体制の準備をしているところに、ジャクソンとマイケルが訪れた。新しい時代の幕開けだった。
ラーセン家にはロージーの残した動画が郵便受けに届けられていた。そこには彼女が世界旅行をする前に家族に残したメッセージが収録されていた。その動画を家族全員で見で、ラーセン絵はさらに絆を強くした。『私の知っていること』とタイトルがつけられたその動画には、自分の願いと家族への愛が語られていた。
リンデンとホールダーのもとには、新しい事件の連絡が入った。担当は俺たちだというホールダーだが、リンデンは車を降りる。そんなリンデンにホールダーは「連絡くれよ。俺たちは相棒なんだから…」と。
第13話(最終話)のまとめと感想
■ ジェイミーの想い
カジノの10階でロージーを襲い、森の中を追いかけてキズを負わせた犯人はジェイミーでした。まあ、考えてみれば選挙カーを自由に使えるという点では当初から容疑者の一人だったわけですが…。それでも、知らないとシラを切り通せる力はやっぱりスゴいですよね。政治家とかその参謀とかって自分の目的のためならば、何でもできるんですね…。
ジェイミーは汚れ役を買って出てまで、リッチモンドを勝たせようとしていました。本来であれば、名参謀になれるところでしたね。たまたま、あの日ロージーがあの部屋に来ていなかったら…。
■ ついに事件の真相が明らかに!
ジェイミーが死んで事件は解決したかに思われましたが、その真相は意外な展開になりました。
そう、湖に沈められたときにはロージーは生きたままだったんですよね。車を沈めたのはなんと、テリーだったんです!
いやぁ驚きましたね。まさかこんな展開とは…。
確かに時系列的には合いますよね。L.A.に向かう予定でしたもんね。そこへ予期せぬアクシデントが発生したのでした。
しかし、なぜテリーは車を沈めようと考えたのでしょう?妻の元へ戻りやり直すというマイケルの心をつなぎ止めようとでもしたのか?どうしたらそういう発想ができるのか、見終わった今でも理解に苦しみます。
それにしても、最後まで隠し通せたのもスゴいですね。普通の精神状態じゃない…。けれど、なんで車のテールランプ修理しなかったんだろう?修理してあったらバレることはなかったのでは…?
■ 悲運の美少女、ロージー
ロージー、本当に運がなかったですね。あの日たまたま、カジノの10階に行っていなかったら…彼女はシアトルを離れて世界を旅していたのでしょうかね…。
最後のビデオメッセージにはやられました。家族を思って残したメッセージ、涙なしでは観られませんでした…。本当にかわいい普通の女の子でしたね。売春婦だの不倫だのと疑った自分を恥ずかしく思います。
まとめ
ついに事件の真相が明らかになりましたね!
驚きの展開でした。いや、思えば驚きの展開の連続でした。
毎回先の読めない展開としっかりした伏線がこの作品のポイントです。
単純に刑事と犯人という側面だけではなく、遺族の心情や、刑事のプライべート問題、選挙運動や企業の利権なども単純なサブストーリーとしてではなく、密接に絡んでくるところが素晴らしい。
まちがいなく、サスペンスの傑作だと思います。
少しでも気になった人は是非、この機会にご覧下さい!
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