あなたももうハマってる!?
海外ドラマ『THE KILLING/キリング 26日間』はもう観ましたか?
個人的には最近、久々にドハマりした作品です!
サスペンスが好きな方なら絶対にハマる傑作だと思います。
先の読めない展開とよく練られた脚本で、観る者を魅了してくれます。
まだ、観ていない方は是非、この機会にご覧下さい!
『THE KILLING/キリング 26日間 』はどこで観ることができるの?
『THE KILLING/キリング 26日間』を観ることのできる代表的な動画配信(VOD)サービスをまとめました。
配信状況の◎は見放題、▲は要課金(PPV・レンタル)を表します。
動画配信サービス | 配信状況 | 月額料金(税別) | 無料期間 |
U-NEXT | ◎ | 1,990円 | 31日間 |
Hulu | × | 899円 | 14日間 |
Netflix | ◎ | 800~1800円 | なし |
Amazon プライムビデオ | ▲ | 500円(税込) 4,900円(年間プラン) |
30日間 |
TELASA | × | 562円 | 30日間 |
dTV | × | 500円 | 30日間 |
※本記事の内容はすべて、2020年4月現在のものとなります。
配信状況など、詳細は各社公式サイトをご覧ください。
見放題なのはU-NEXT、Netflixの2社です。
その中でも、一番のおすすめはU-NEXTです。
\「THE KILLING/26日間」を観るならU-NEXT!/
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『THE KILLING/キリング 26日間』とは
『THE KILLING/キリング』はデンマーク発のドラマとなります。
デンマークのドラマ史上、最高視聴率を獲得して話題となり、アメリカ版としてリメイクされたものです。
リメイクとはいっても、全く同じではなく登場人物の名前も後半の展開も異なりますので混乱しないように…。
舞台はアメリカのシアトル。失踪した17歳の美少女の死体が見つかったことから物語は始まる。捜査にあたるのは退任間近の女性警察官。その捜査を1話1日で描くサスペンスドラマです。
アメリカでは、シーズン1、シーズン2とまたがって放送されました。
合わせて全26話の構成となります。
この記事で紹介するのはシーズン1 の第10~13話。
作品概要
『THE KILLING / キリング 26日間』season 1 & 2 |
|
制作国 |
アメリカ(2011,2012年) |
原作・原題 |
「THE KILLING」(デンマーク) |
脚本 |
ヴィーナ・サド 他 |
監督 |
パティ・ジェンキンス |
出演 |
ミレイユ・イーノス |
あらすじ
このドラマのあらすじになります。
雨の多いシアトル。失踪した17歳の少女、ロージー・ラーセンが遺体で発見される。一見ありふれた殺人事件のように思われたが、捜査が進むに連れ、政治家や警察関係者、被害者遺族、友人らを巻き込んだ複雑な人間模様が浮かび上がっていく。
引用:U-NEXT公式サイトより
予告編の動画
主要人物/キャストの紹介
サラ・リンデン / ミレイユ・イーノス
シアトル警察の女性刑事。恋人との結婚を機に退官間近だった。その最終勤務日に事件は起こる。後任の刑事とともに血だらけのセーターの持ち主を探すうちに、湖から女子高生の死体を発見する。事件はここから始まる…。
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演じているのは、ミレイユ・イーノス。
『Sex & The City』や『CSI:マイアミ』などに出演。やはり代表作はプラッド・ピットと共演した『ワールド・ウォー Z』だろう。
ちなみに本作で、エミー賞やゴールデングラブ賞にノミネートされました。
スティーブン・ホールダー / ジョエル・キナマン
リンデンの後任となる予定の刑事。
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演じているのは、ジョエル・キナマン。スウェーデン出身の俳優。
代表作には『ロボコップ』(2014年のリメイク版)、『ハウス・オブ・カード』(2016年)などがあります。Amazonプライムビデオのオリジナルドラマ『ハンナ』にも出演していますね。
ロージー・ラーセン / ケイティ・フィンドレイ
無残にも殺害され、湖に沈んだ車のトランクから発見された女子高生。
家族に対して秘密もない、ごく普通の少女。だが、所持品には高級ブランドもあったりして、謎も多い。
彼女を殺害したのは誰なのか!?事件の真相とは?
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演じているのは、ケイティ・フィンドレイ。カナダの女優さんです。
かわいい!素敵な女優さんですね。
スタン・ラーセン / ブレント・セクストン
被害者・ロージーの父親。運送会社を経営している。
娘の死に苦しみながらも独自で犯人探しを試みるが…
ミッチ・ラーセン / ミシェル・フォーブス
ロージーの母親。
愛する娘の死に苦しむ。
ダレン・リッチモンド / ビリー・キャンベル
あらすじ(ネタバレ)と感想
以下、ネタバレを含みますのでご注意下さい!
DAY 10 新たな容疑者-I'll Let You Know When I Get There-
電話をかけ続けても応答がなく心配しているミッチのもとにスタンが帰宅しました。血まみれの手を見たミッチは全てを悟り、「ピンクのTシャツが見つかった。あの娘のものよ」と告げる。スタンは愕然とする…。その後、彼は自首してきた。
捜査が勘違いにより、ベネットとモハメッドは容疑から外れたと報告するリンデンたちにベネットが襲われ危篤状態になっていると上司から伝えられた。
リンデンはリッチモンドを訪ね、ベネットの容疑が晴れたこと、そして襲われて危篤状態にあることを伝えます。
レジーの待つ船(今は生活の場として利用している)に戻るとジャックがビールを飲んでタバコも吸っていたと伝えられ、ちゃんと管理するようにと忠告を受ける。「子供をほったらかしにしているあなたのせい。私は子守じゃない。」と言われてしまったリンデンはジャックを連れてモーテルへと向かった。
ベネットの容疑が晴れたことをマスコミに発表したリッチモンド陣営は一気に形勢を巻き返しにかかった。
ロージー殺害事件の捜査は振り出しに戻り、リンデンたちは捜査資料を見返していた。もちろん、あのフィルムの中身もだ。バスやタクシーを含めたロージーの足取りの再確認。マフィアの線も捨てがたく、リンデンはスタンに事情を聞くことにした。ホールダーはベルコを担当した。
スタンの公判が行われる中、リンデンに一本の電話が入る。事件当日、ロージーがタクシーに乗り、防犯カメラの映像から家に帰っていたことが判明した。さらに、彼女が帰ったとき、留守だったはずのラーセン家の家のライトが点灯していたことも分かった。
リンデンとホールダーは、家族以外でラーセン家の鍵をもつベルコに注目し、調べてみることに。事件当日は家で母親と一緒にいたというベルコ。アリバイを確かめにベルコの家に向かった。
ベルコの家を訪れると、母親からアリバイ証言が得られた。ベルコの部屋の天井には、ロージーをはじめラーセン家の息子たち、ラーセン夫妻の写真がたくさん貼られていた。
事情聴取に応じたベルコは、ベネット暴行事件に関してはスタント一緒にいたことを認めた。そして、ロージー殺害事件の当日のことを話し始めた。下品な母親のもとで育ってきたベルコにとって、ラーセン一家はとても羨ましく思える家族だった。
ベルコは当日の夜の真実を語り始めた。ロージーが自宅に帰ったときもスタンの家にいたことを告白。ロージーは身支度を調え、誰かと電話をしていたと証言した。「アデラ、行くわ!」と話した後、彼女は家を出て行ったとのこと。
その頃、ラーセン運送のオフィスには銀行から、小切手の不渡りが出ていて、会社の口座から預金がなくなっているとの連絡が入った。愕然とするミッチ。
一方、リッチモンド陣営では新しいCMで使う映像を探しているところでした。スタッフの一人がある映像を発見する。そこには大勢の支援者に囲まれたリッチモンドがロージーと握手を交わしている姿が映し出されていた。ジェイミーとグウェンはこのことを隠蔽しようとする。
モーテルには婚約者のリックが来ていた。事件を解決しないと行けないというリンデンに対して、今後も変らないだろうと伝える。渡された航空券は深夜便、「来るか?来ないか?」そういうと立ち去っていった。
しかしリンデンは翌朝、悲しみを振払うかのようにランニングに出掛ける。そこで目にしたものは、”アデラ”という名の船だった。この船の行き先は”ワピ・イーグル・カジノ”。そしてそのロゴマークはあのフィルムの中にあったものと同じものだった。
第10話のまとめと感想です。
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DAY 11 心当たりの場所 -Missing-
ロージーが”アデル号”に乗ってカジノへ行ったことを確信したリンデンはカジノを訪れ聞き込みを行ったが、目撃情報はなく、しかも先住民の居留地である島にあるため州法の適用外であることなどから、追い出されてしまいました。そこで、銀行のATMの監視用カメラを調べることにしました。
プライベートでは、ついに婚約者のリックと絶望的な関係になってしまったリンデン。そんな中、息子のジャックが3日間も学校に来ていないとの連絡を受け、モーテルに戻るも行方は知れず。しかも、携帯電話は部屋に置きっ放しになっていた。ジャックを探してレジーの船に向かう途中、ラジオで男の子の誘拐事件があったことを知って心配になり、ジャックの友達の母親に連絡を取った。彼女からは臨海地区の”トンネル”とよばれる中学生たちがたむろする場所で遊んでいたらしいとの情報があり、そこを探してみることにした。そこでもジャックは見つからず、手がかりもつかめませんでした。
町の中などで聞き込みを行うが、依然として行方は分からない。リックとのこともあり、苛立ちは頂点に達し、禁煙していたたばこにも手を出す始末。夜の公園を訪れ、ジャックとの思い出に浸るリンデン。
そんな時に、10~13歳位の男の子の遺体が上がったとの警察無線が入る。慌てて現場に急行し、遺体を見たリンデンは取り乱してしまうが、直後ももとが判明してジャックではなかったことが分かると、安堵したのかその場で泣き崩れてしまった。
リンデンとホールダーがモーテルに戻ると、そこにジャックはいた。「お仕置きだ」といいながら、リンデンは強くジャックを抱きしめた。どこにいたのかを聞くと「パパのところだ」とジャックは答えた。
ジャックのもとに連絡が入ります。依頼していたATMの監視カメラの映像が用意できたとのこと。ホールダーは署に戻り映像を確認すると、そこにはロージーの姿があった。やはりロージーはカジノに来ていたのだった。
第11話のまとめと感想です。
今回は、リンデンの母親としての立場でのストーリーに終始しましたね。
事件を追う刑事の立場と1児の母親の立場の両立の難しさが描かれています。
しかも、途中で誘拐事件のニュースを聞いたりしているからなおさら心配だったでしょう。私には子供がいないので、実感することはないのですが、気持ちは分かります。想像すると恐ろしいことですよね。子供を持つ親ならば、みんな共感できるのではないでしょうか?
特に、遺体が見つかったの知らせがあった時とその遺体がジャックのものではなかったときの安堵感を浮かべるリンデンの姿には涙なくしては観れませんでした。本当によかったですね。亡くなってしまった男の子は残念だったけど…。
そして、甥っ子との約束があったにもかかわらず、リンデンに付き合って息子捜しをしてくれたホールダー。心優しい”イイ男”です。
一方、捜査自体はカジノの捜索には時間がかかることで、あまり進展しませんでしたね。
次回は捜査は進展するのかな?
まだまだ、謎が多いこのドラマ。
・ロージーはなぜカジノへ行ったのか?そしてカジノで何があったのか?
・リッチモンドとロージーとの関係性は?
・ラーセン家の預金はなぜなくなっているのか?
次回も楽しみです!
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DAY 12 ボー・ソレイユ -Beau Soleil-
冒頭の場面、臨海地区再開発の現場で何者かの白骨遺体が掘り起こされる。
このことで臨海地区を基盤としていたアダムズ陣営はかなり絶望的な状況に陥った。逆にリッチモンド陣営としては市長選をほぼ手中に収めたに等しく、祝賀ムードに溢れていた。
ミッチはオフィスでヤネクからの留守電を聞いてしまい、居合わせたベルコに事情を聞くが、本人に聞けとあしらわれて逆上したのか、彼に解雇を言い渡してしまった。
ATMの映像にはロージーが映っていたことが判明。そのロージーの姿は化粧をしていてまるで別人のようだった。さらに、ロージーが2~3週間に渡って7,000ドル近くもの大金を預金をしていたことも分かった。しかもその口座は彼女のものではなかった。
その口座はテリー名義のものだった。さらにカジノに入るIDもテリーから借りたものだった。
グウェンはなぜかアダムズと会い、何かの資料を渡されていた。グウェンはアダムズの友人の娘であり、昔からつながりがある様子だった。アダムズは「次に政治家と寝るときは相手の仲間も調べるべきだ」と意味深なセリフを残した。
ホールダーはリンデンとともに、あるツテをたどりに来た。元相棒だというカミのところだった。彼女は例のカジノに潜入捜査していたことがあり、情報を得ようとしたのだ。ロージーを見かけたことはないと言うが、”ボー・ソレイユ”の娘ではないかということだった。”ボー・ソレイユ”は高級デートクラブで、2~3ヶ月前には所属していた少女が乱暴されて、大けがをしたトラブルが発生したという。
リッチモンド陣営のジェイミーは大富豪のトム・ドレクスラーに会いに来ていた。その場所はなんとカジノ内の”ボー・ソレイユ”。トムはリッチモンドともつながりのある投資家だ。
ミッチは拘留されているスタンのもとに面会に来た。スタンは保釈を求めるが、口座に金がないこととヤネクとまだ繋がっていることを責め立てた。ヤネクから金を借りたことを白状するが、ミッチの怒りは収まらない。スタンも「俺の背中を押したのはおまえだ。どうして俺だけが罪をかぶらなきゃならない。」と怒りをあらわにした。結局、スタンはテリーによって保釈されます。
リンデンたちは例の”ボー・ソレイユ”の暴行事件の容疑者の情報を得て、どうやら大富豪のトム・ドレクスラーではないかと目星をつけた。
ロージーのパソコンの閲覧履歴を調べると、”ボー・ソレイユ”にたどり着いた。そこには見覚えのある靴とジャケットをを身につけた女性を見つけるが、ロージーではなかった。それはテリーだった。テリーに事情聴取を行うと、デートクラブで働いていると白状した。あの靴は、ロージーに貸したものだとも。2~3ヶ月前にデートクラブ内の掲示板の書き込みに「湖に連れて行かれた男に「溺れてみたくないか?」と言われた」という情報が書き込まれたことも分かった。その男はオルフェウスという名を使っていた。
リンデンたちはサーバー情報から捜査を行い、オルフェウスという男のアカウントが事件当日に綴じられていることを突き止めた。ホールダーは情報を聞き出すため、彼と会っていたデート嬢・アリーナと会う約束を取付けた。さらにリンデンは「あなたが何をしたか知っている」とオルフェウス宛にメールを送った。
ドレクスラーがリッチモンドの最大の支援者であることを知ったリンデンは、リッチモンドに話を聞こうと自宅を訪れていた。そこへ警察のスタッフからさっきのメールに受信記録が付いたと連絡が入った。何度も送ってと頼むとなぜかこの部屋でメールの着信音が。のぞき見たパソコンの画面には、リンデンの送ったメールが映し出されていた。
ホールダーはアリーナと会うことに成功したが、彼女は部屋では何も話さなかった。しかしその後、彼女からの電話で別の場所で落ち合うことに。だが、待ち合わせ場所に彼女の姿はすでになく、その周辺の壁一面にはリッチモンドの選挙戦のポスターが貼られていた。
そして、グウェンがアダムズから受け取った封筒には、デート嬢と密会するリッチモンドの写真が何枚も入っていた。
第12話のまとめと感想です。
■ 新たな情報がいっぱい!
ここへきて、新しい情報がいっぱい出てきましたね。
やはり、ロージーはカジノへ来ていました。しかも化粧をしていて派手な格好で、多額の預金をしていたことも分かりました。彼女は”ボー・ソレイユ”という高級デートクラブで働いていたのです。しかも、叔母のテリーもそこで働いているというから驚きです。テリーが彼女を斡旋したのでしょうかね?
大富豪でリッチモンドの支援者でもあるドレクスラーは”ボー・ソレイユ”の常連だったし、リッチモンドもここへ来ていた。
そして、デートクラブ内で要注意人物として掲示板に書かれた男”オルフェウス”の存在。面白くなってきましたね。
■ ラーセン家の亀裂は深まるばかり。子育てって大変だ…。
金の用意ができずスタンを保釈できない状態のミッチ。ヤネクとの関わりを嫌い、スタンと険悪になってしまうミッチ。さらにはベルコもクビにしてしまいました。まじめで子育てに厳しすぎるミッチに対して、理解力のあるテリー。遊びたい盛りの思春期の娘がどっちになつくかは、一目瞭然ですね。
けれど、放任主義すぎるのも問題がある。子育てって難しいですね…。
■ 最有力容疑者はリッチモンド!?
オルフェウスの正体がリッチモンドだということが判明しましたね。言われてみれば、オルフェウスは殺された妻を取り戻すために冥府に入ったとされるギリシャ神話の神だ。殺された妻をリリーと見立てれば、なるほどと思いますね。
でも、これはもう、犯人はリッチモンドで決定なのではないでしょうか?
衝撃の展開でした。このままリッチモンド犯人説で終わるのか?
・オルフェウスはリッチモンドだったが、ロージー殺害の証拠はない!?
・ラーセン家はどうなってしまうのか?
次回も楽しみです!
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DAY 13 黄泉の国 -Orpheus Descending-
オルフェウス宛に送ったメールが届いたのは、リッチモンドのパソコンだった。リンデンは背後にリッチモンドの気配を感じ、少し話してその場を後にした。
リンデンを迎えに来たホールダーは彼を逮捕しようと言うが、まだ証拠が足りない。証拠を集め、アリバイを崩すための検証を始めた。まずはガソリンスタンドで給油した形跡があると考え、監視カメラを検証してみることにした。カジノからの脱出経路として料金所の監視カメラも調べる。
テリーによって保釈されたスタンは家に帰ってきたが、ミッチに受け入れてもらえず、車内で夜を明かした。その後、スタンはベネットの病院を見舞うが、彼はいまだに意識不明の重体。ベネットの妻とも話した。
新聞ではリッチモンドの女性遍歴が大々的に報道されていた。どの女性にもロージーと似た特徴があった。リンデンたちはこの記事を書いた記者メグ・コネルに話を聞くが捜査は進まなかった。彼女はリッチモンドの選挙参謀でもあり、また交際相手でもあった。新聞報道をみたグウェンはさすがに動揺を隠しきれずにいる。
リンデンたちは地図上で距離を計算し、給油した可能性の高いガソリンスタンドで聞き込みを開始した。すると事件当日、悲鳴を上げた少女を乗せた黒いセダンがすごい勢いで走り去っていくのを見たとの証言を得た。店の裏口からは森へと抜けられ、この森はロージーが発見されたディスカバリー公園まで続いていて一晩中逃げ回ったから足が傷だらけだったのではと推理した。警察犬を投入し、森の中をくまなく捜索すると、ロージーの靴の片方を発見した。もう片方は遺体が履いていました。
ラーセン運送ではクビになったベルコが店を出て行くところだった。ミッチはそのことを謝罪し、会社にいてくれるように頼むが、時すでに遅し。
リンデンは、リッチモンドを訪ねるが、感情が高ぶった二人は言い争いになり、リッチモンドは「選挙の邪魔はさせない、あと少しなのに!僕には必要なことだった!ぼくはあの子に何もしていない」と釈明した。駐車場に戻るとグウェンがいることに気づき、話を聞くと、リッチモンドは事件当日の夜、出かけて明け方まで帰ってこなかった、しかも水の中にいたかのようにずぶ濡れだったと証言し、例の画像(リッチモンドとロージーが一緒に映っている写真)の入ったCD-ROMを渡した。
橋の監視カメラの映像に橋を通過するリッチモンドの映像が見つかりました。この映像を決定的な証拠とし、またグウェンの証言などをもとにリンデンたちはリッチモンドの逮捕に踏み切った。
ラーセン家ではミッチが自分の精神状態が子供たちに悪影響を与えるといって、しばらくの間家を出て行くことを決めてしまった。
リッチモンドの逮捕で事件は閉幕、リンデンはようやく事件から解放されて婚約者リックのもとへ向い、飛行機にジャックとともに乗り込んだ。
そこへ一本の電話。ハイウェイパトロールからで監視カメラは故障中で映像は提供できないと…。
そして、ホールダーは「写真が効いた!これでヤツは終わりだ…!」と何やら不敵な笑みを浮かべていた。
さらに、逮捕されたリッチモンドが護送車に入れられる瞬間、不審な人影、銃口が向けられた!このフードをかぶった男、間違いないベルコだった!
第13話のまとめと感想です。
ついに、前半(シーズン1)が終わりました。
最後の最後まで、リッチモンド犯人説で貫き通してきましたが、なにやら不穏な動きがありましたよね。どうなっちゃうんでしょう?
■ 重要な目撃証言と証拠品を発見!リッチモンドを逮捕!
ついに、ガソリンスタンドでのリッチモンドの車と思われる黒いセダンに関する重要な目撃証言が得られ、その裏口から繋がる森の中ではロージーの靴が発見された。これで一気に事件解決へと向かうと思われました。
最終的には、カジノ島へ渡る橋の監視カメラの映像が決定的な証拠になったのだが、なにやら怪しい…。
■ ラーセン家崩壊!?
そしてミッチは、自分の精神状態が子供に与える影響がよくない、「私は必要とされてない」などと、かなり参っている様子で、家を出て行ってしまいました。その代わりと行っては何ですが、しばらくはテリーが子供たちの面倒を見ることに…。
うーん、大変ですね。一人の娘の死はこんなにも家族を変えてしまうのですね。あんなに幸せそうな家族だったのに…。
■ グウェンの苦渋の選択?彼女もいろいろ辛そうだ。
リッチモンドの選挙参謀で交際相手でもある彼女もいろいろと辛そうですね。事故で亡くした妻・リリーのことを忘れられないリッチモンドを献身的に支え続けるも、決して彼女には敵わないという事実。1番になれない恋っていうのは本当に幸せなのかな?まぁ、それでも好きっていう気持ちは抑えられないんだろうけど…。
■ リッチモンドの必死の釈明。「僕は何もしていない!」
リッチモンドはリンデンに対して、「僕には必要なことだった!ぼくはあの子に何もしていない」と言っていた。
どういうことだ?犯人じゃないのか?
■ ホールダーの態度も怪しい、何か隠してる?
車の中でギル(?)と話し、「写真が効いた!これでヤツは終わりだ…!」というホールダー。監視カメラの映像のことかな?
最後のシーン、ハイウェイパトロールは監視カメラは故障中だと伝えている。もしかしたら、偽造なのか?
シーズン1の最終話となります。さすがに大きな展開が待っていましたね。
けれど、この作品は全26話で完結。てことはまだまだ半分です。気になる出来事もまだまだ多いですし、事件は解決していません。
・本当にリッチモンドは犯人なのか?
・ベルコはリッチモンドを撃ってしまったのか?
・証拠写真は偽造されたものなのか?
・ホールダーの態度の真意は?
・ラーセン家はどうなってしまうのか?
衝撃の展開で迎えた最終話。続きが気になって仕方ありません!
次回からはシーズン2(後編)に突入!楽しみですね!
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まとめ
ついにシーズン1は最終話を迎えました。
全26話で構成されるこの作品、ちょうど半分終わったところでしょうが、なかなか事件の全貌(真相)がつかめてきません。残りの半分を描くシーズン2ではどんな展開が待っているのか、もはや予想できないくらいです。
また新たな人物が容疑者として浮かんでくるのか…?
それとも真犯人はもっと近くにいるのか…?
そして、ロージーはなぜ、殺されてしまったのか??
一見、普通の(しかもどちらかというと優等生よりの)女子高生がもつ裏の顔が明らかになってきて、現実社会でもそんな風に女の子たちを見てしまいそうな自分が怖いです…(笑)
もしかしたら、現代社会の教育問題にも言及しようとしているんじゃないかな?なんて深読みしてしまいます。
いずれにしても、サスペンスの傑作であることは間違いないと思います。
少しでも気になった人は是非、この機会にご覧下さい!
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■ スタンは自首、ベネットは生きていた!
スタンは素直に自首してきましたね。本当にマフィアから足を洗ってまっとうに生きようとしている家族思いの良き父親なんだと思います。怒らせたら怖そうですが、同情できますよね。
たあだ、銀行口座から預金がなくなっていることも分かり、まだまだラーセン家を巡っての問題も一悶着ありそうだ。
マフィア時代のボス、ヤネクも今後絡んでくるのではないでしょうか?
そして、ベネットは死んではいなかった。とりあえず殺人罪にはならなくてよかったです。まだ危篤状態であることに変わりはありませんが…。
■ 新たな手がかり、アデルとは!?
ロージーの足取りを洗い直すと、ベネット宅から自宅に帰っていたことが判明。ベルコを取り調べると、新たな事実が発覚した。ロージーは誰かと電話していて、「アデラ、行くわ」と話していたとの情報。アデラという人物を探すが難航する。
それにしても、ベルコにも同情します。あまりよくない家庭環境に生まれてしまったために、幸せそうなラーセン一家が羨ましく思えたのでしょうね。
■ リッチモンドとロージーの関係性は!?
過去の写真にリッチモンドとロージーが笑顔で握手しているものが見つかりました。やっぱりこの二人にも何か関係があったんですね。そうなると、選挙カーとの絡みもあり、何かしら疑わしい…ですよね。
それとも、グウェンあたりの側近の線かもしれないですね。
■ アデルは人の名ではなかった!
リンデンはジョギング中に偶然アデル号と書かれた船を発見する。アデルとは人の名前ではなかったんです。この船の行き先は”ワピ・イーグル”という名のカジノでした。ロージーはなぜカジノになんか行ったのでしょうか?優等生だった高校生の彼女とはあまり結びつきませんよね。そこには、”金銭的に余裕のある大人”が関係しているとしか考えられません。やはりリッチモンドなのか?
金持ちの大人が集まるカジノ、しかも無法地帯。なにかいかがわしい感じもしますよね?
■ リンデンの結婚は絶望的なのか?
リンデンのプライベートではレジーと言い争いをしてしまい、モーテル住まいになってしまうし、婚約者のリックからは最後通牒ともとれる選択を迫られてしまうが、結局仕事を選んでしまった。やはり、こういう仕事はなかなかプラーベーとの充実って難しいですよね。そのあたりも丁寧に描かれていて感心します。このまま、二人は破局を迎えてしまうのか!?息子のジャックがグレていかないかも心配ですね。
なぜ最初にロージーノ足取りをもっと丁寧に調べていなかったのか?という点は疑問ですが、実際の捜査でもこのようなことが起こっているのかな?早くに分かっていればベネットもあんな目に遭わなかったのかも…。まぁ、隠し事をしていたからいけないんだろうけど。
さあ、事件は振り出しに戻り、新展開!
・ロージーはなぜカジノへ行ったのか?
・リッチモンドとロージーノ関係性は?
・ラーセン一家の口座預金の謎は?
・リックとは破局なのか?
次回も楽しみです!