最近話題のVOD(動画配信サービス)!
「観たい作品を見たい時に、見たい場所で楽しめる!」
映画好き、海外ドラマが好きな人にとってはたまらないサービスなのですが、いつからこんなにも話題になるようになったのか?
VODの2018年の市場規模は、2017年から19.5%増の2,211億円、2023年には3,000億円まで拡大すると予測されています。
(参照: GEM Partners株式会社 調べ)
こんなにも注目されているVOD(動画配信サービス)ですが、ここでその歴史を振り返ってみたいと思います。
VODの歴史と変遷
VODの開始以前
VOD(動画配信サービス)が始まる前はTUTAYAやGEOなどのレンタルビデオ店が隆盛。映画やドラマなどを自宅で観るためには、お店に足を運んで借りてくるというのが当たり前でした。
1995年頃
動画圧縮技術であるMPEG2を採用したDVDが登場する。
従来のVHSと比べて、高画質となり、以降主流となる。
2001年頃
徐々にインターネット人口が増え始める。
VODの黎明期
・SONYが初のブルーレイディスク(BD)レコーダーを発売。
2005年
・USENブロードネットワークスが「GYAO!」を開設。
・フジテレビが「フジテレビオンデマンド」(現・FOD)を開設。(民放局初となる)
・動画共有サイト「Youtube」がサービスを開始。
このことにより、インターネット人口は加速的に増加していく。
・SONY、SHARP、パイオニア、DENONがブルーレイ(BD)プレーヤーを発売。→次第にVHSから移行していく。
・この頃からMPEG4 AVC/H.264が実用化。デジタル圧縮技術の進化は世の中をHDへと変えていく!
VODの発展期
良質な海外ドラマの登場もあり、一気に認知度が上がる。
以後右肩上がりに市場は拡大していく。
VODの普及の背景とは?
ネット環境の整備
VODの普及にはインターネット環境の整備が不可欠でした。
日本におけるインターネット普及率は2000年頃から始まったADSLサービスで火が付き、やがてFTTH(光回線)が普及し、2015年頃には80%を超えるまでになりました。従来のアナログ回線と比べると飛躍的な情報量と高速通信ができるようになり、通信も安定しました。まさにブロードバンド時代の到来です。
また、iPhoneをはじめとするスマートフォンやタブレットの普及や無線通信技術であるWi-Fi環境の確立が背景にはあると思います。
このことにより、どこででも動画を気軽に楽しめるという文化が少しづつ根付いていったのではないでしょうか。
生活環境の変化
昔と比べて、人々の生活環境も大きく様変わりしました。
通勤や通学にも時間がかかるし、仕事終わりにも趣味の時間に費やしたりする人も増えてきました。自宅で家族そろってテレビを見る…なんて遠い昔の話のようですね(笑)
スマホやタブレットの普及!
スマホやタブレットの普及もあり、いろいろなことを個人で楽しむ文化が定着してきています。
テレビを見る、ゲームをする、読書する、友達と電話する、ネットを見る…など一人で過ごすことができる世の中ですし、こういった生活パターンの人も多いのではないでしょうか。
「好きなところで、好きなことをする」それが現代を表しているキーワードの一つにもなっているのではないかと思います。
だんだん人間関係というか、家族関係が希薄になってきてしまっているようにさえ感じますね…。
動画はより身近な存在に!
YouTubeやニコニコ動画のように、個人投稿の動画を見ることも当たり前になってきている今、動画が身近に感じられるようになってきました。
そんな今だからこそ、VOD(動画配信サービス)へのハードルも低く感じられるのではないでしょうか。
オリジナル作品や見逃し作品が楽しめる!
VOD会社の中には、オリジナル作品に力を入れていたり、テレビ放送の見逃し配信を行っているところがあります。
「最近のテレビ番組はつまらない」などの声もよく聞かれます。(これについてはまた別の記事で語りたいと思います。)
その風潮を表して…なのか、オリジナル作品に力を注いでいるところもあります。ドラマのスピンオフ作品なども近いものがありますが、そのVODでないとみることのできない作品を増やすことで差別化を図っていくものと見られます。
おすすめのVODサービス3選!
おすすめのVODサービスをいくつかご紹介します。
どのVODにも無料体験期間があります。少しでも気になったら、試してみてはいかがでしょうか?
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